うつ病OL日記

うつになった新卒OLの日記。てきとーに書くのでてきとーに読んでください。

趣味

私はもともと一人旅が好きで、学生時代は思いつきで弾丸旅行に行くことがよくあった。鉄道好きで、車の運転も好きなので、要は移動そのものが好きなのだ。
夜中にふと思い立って、日本海を見るために車を走らせたりすることもあれば、青春18きっぷ普通列車を乗り継ぎひたすら北を目指してみたり。何をしに行く訳でもない旅が好きだった。
最近はコロナウイルスの影響もあり、遠出はおろか近場へ出かけることもあまり無い。
あまり多趣味なほうではないので、家にいると映画を見るかYouTubeを見るくらいしかすることがなく、結局見たいわけでもないYouTubeを延々と再生してしまっている。
また旅ができる日が来てほしい。

支出

久しぶりになってしまいました。
この頃は1日家にいて、寝転がってYouTubeを見ている毎日でした。
どうでもいい動画をどうでもいいと思いながら見るのを止められず、食事も面倒でただぼーっと自動再生される動画を見続けていました。
そんな調子なので夜もろくに眠れず、眠剤でなんとか寝付けても眠りが浅く、ずっと夢を見ているので、朝も疲労感が強くなかなか起きられない。体もあちこち痛いのでまた日中寝転んで過ごします。最悪です。

そんな中でふと銀行の口座残高を見てみると、ぎょっとする額の支出があり、慌てて買い物の記憶を辿りました。ある程度は覚えがあるものの、あの時おろしたお金は何に使ったんだっけ?というのがいくつもあり、自分が恐ろしくなりました。
思い返せば、先月はなにか狂ったようにものを買っていたような気がします。同じ服を色違いで何枚も買ったり、普段塗らないくせにそこそこお高めのマニキュアを買ったり、真冬までは着れないようなジャケットを買ったり…。

今月は切り詰めようと思います。
そして、日中きちんと活動して、夜自然に眠れるようにしたいです。

面談

先日、上司との面談がありました。
現時点の体調などの状況と、今後のことについて少し話しました。
会社の人はみんな敵だと思い込んでしまっていましたが、意外にも上の人達は私のことを考えてくれているのだなと思い、少し安心しました。
我ながらちょろいなぁと思います。

ここ数日、あまり勉強が進まず焦っています。焦ってはいけないことはわかっているのですがどうしても……。
寂しさからか、謎の勢いで少ない友人に片っ端からメッセージを送ったり、そんな気力もないのに飲みに行こうと言ってみたり、身近な人となんでもないことで喧嘩したり、不安定です。異常な高揚感と、その直後の憂鬱で自分に振り回されています。
身の回りのものをすべて清算したい。人生を一変したい。という気持ちが強く、ひたすら「人生 変える」などと検索していたりします。
環境を変えることがいちばん手っ取り早そうなので、とりあえず実家を出る準備をしようかと考えています。前向きに。希望を持っていたいです。

消えたい夜に

死にたい、と思ったことはいくらでもあるが、うつになって初めて「消えたい」という感情が湧いた。
死ぬためには、自ら命を絶つための行動が必要になる。たとえば高い所に登って、飛び下りる、たとえばロープを買ってきて、体重で壊れなさそうなところにそれを結んで、首を吊る。そうまでしなくとも、ドアノブにタオルをかければ簡単に首を吊れるらしいけれど、それすらする気力がない。それすらする勇気もない。でももうこの世に存在していたくない。砂や煙のように大気に交じってふわーっと消えたい。そういう気持ち。
昔のようにリストカットをする元気もないし、大量に薬を飲む元気もない。

今日はご飯を作れた。今日はお風呂に入れた。今日はここの掃除ができた。今日は何ページ本を読めた。そういうことをひとつひとつしつこく拾い集めて自分を寝かしつけないと、たかが夜のひとつも乗り越えられない。日中泣き潰れて過ごした夜のつらさは言いようもなく。

昔の、傷つけてしまった友人のこと、恥ずかしい失態、母をうつ病にしてしまったこと、飼い猫を交通事故で死なせてしまったこと、救えなかったもの、目を逸らしたもの、手放したもの、あれもこれも、そういえば自分のせいだったと思い出す。私は今までの人生で何人に涙を流させただろう。何人に眠れない夜を過ごさせたのだろう。
消えたい夜は来る。何度でも来る。だけど夜はいつか明ける。

勉強

なるべく1日のうちに何かひとつでもやり遂げるようにしている。これは自分の心の安定のため。
主に掃除をする 料理を作る 勉強する の3つだが、勉強が一番難しい。
掃除はわりと好きな方だし、料理は、材料さえ家にあれば作ることが出来る。何もないと買い物に行かなければならないのがつらいが。
勉強はつらい。まず、本を読んでも内容が頭に入ってこない。でも、働いてもいない、今後働けるかもわからない、学歴もない、スキルもない、こんな自分が生きていけるのか不安で焦る気持ちから、資格の勉強に取り組んでいる。

今日はこれができたぞ!と思えるようにしたいが、今日はできなかった、ばかりにフォーカスしてしまっている。
これはうつだからではなくもともとの性格だから、そこから変えていかねばならない。

この、〜しなければならない という考え方も、本当は良くないのだけど…。

休職から2週間。何か変わったのだろうか。

SNS断ち

私は中学の頃からツイッター中毒で、ある時期はほぼ一日中ツイッターにかじりついていたほどだった。
時間を無駄にしている、無益なものだということはわかっていながら、やめられなかった。

うつになり、SNSを見ることがつらくなった。
他人が輝いて見え、自分のことなど誰も見ていないのだと孤独感が押寄せる。
これを機にSNS断ちをしよう、と思い、手始めにアプリを削除し、ブラウザでの利用時間制限を設けた。
一日30分までの利用と決め、その時間を過ぎると制限がかかる。

意外と不便は感じていない。見ても見なくても大して変わらないのだとわかった。

何かを得ようと必死になっていたが、何かを手放すことの方が効果的なのかもしれない。
足るを知ること、手に余るものを手放すことこそ、今の自分に必要なことだ。

語学とうつ病

最近、英語を学び始めた。
というのも、坂口安吾が語学学習を通じてうつ病を克服したという記事を目にしたからだ。
うつ病の治療には、何かに没頭するのが一番いいのだということはちらほら耳にはしていて、ただ何に没頭すればいいのか考えあぐねていたところに、語学がいいらしいときたので、早速取り組むことにした。

まず、私は中学の半ばから不登校をしていたので、中学英語から固めることにした。中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく という本を買ってきて、もちろん簡単なのでサクサク進めることが出来ている。
最終目標はTOEIC600点以上だが、とりあえずはこの本を一周して基礎を固め、次に語彙を少しずつ増やしていくつもりだ。うつ病の治療には、こうやって出来ることからひとつずつクリアすることで、自己肯定感を高めていくのとが重要なのかもしれない。

掃除もそうだが、比較的簡単に成果が出て、それが目に見えるものはうつの治療に向いている気がする。
部屋が綺麗になったり、点数が上がったり、そういう小さな成功体験を重ねていくことで自分を認めていくしかない。
理想の自分像が強すぎるが故に、現実の自分との乖離が苦しくなって、うつになるのだろう。等身大の自分を受け入れられるように、自分自身を少しづつ高めていくしかない。今はそのことだけを考えようと思う。