うつ病OL日記

うつになった新卒OLの日記。てきとーに書くのでてきとーに読んでください。

孤低

私には友人という存在が少ない。片手で数え切れるどころか、あれは友人に数えてもいいのだろうか?というのを含めても親指、人差し指、中指まであれば足りてしまう。

私は太宰が好きなのだが、「もの思う葦」の中で、「孤高」を自称するやつはたいていただのいやなやつで、それは孤高などではなくただの孤独、あるいは「孤低」だろう、とあった。そして彼自身をその「孤低」だと卑下している。単純だがおもしろい表現だと思った。私は孤高などではなくただのいやなやつで、はたに寄りたくないやつで、そこに非凡な魅力などは何も無いのだと、つまるところの「孤低」だと、すんなり受け入れることが出来た。
それがかなしいともくやしいとも思わないあたりが、やっぱり「孤低」なのだなと実感する。